本当のところ、食べないことはダイエットになるの?

本当のところ、食べないことはダイエットになるの?

2018年12月23日 オフ 投稿者: Hiroshi Tajitsu

本当のところ、食べないことはダイエットになるの?


本当のところ、食べないことはダイエットになるの?

食事を抜いたり極端に食べる量を減らしたりするダイエット法は、最初のうちなら効果が見られるかもしれません。摂取するカロリ―が減れば、それだけ消費されず体に残るカロリーも減るためです。しかし、その効果は段々と薄くなっていきます。最終的には一切体重が減らなくなってしまうでしょう。なぜなら、食べないダイエットは体の基礎代謝を下げるためです。基礎代謝とは、簡単に言えば「生きているだけで消費されるカロリー」。例えば呼吸や内臓を動かすためにもカロリーは消費されますから、「基礎代謝が高い人は痩せやすい」というのはそこに理由があるのです。


基礎代謝が低いとカロリーが消費されないので、当然これまでと同じやり方では痩せられません。つまりダイエットで食事を抜くことは、わざと痩せにくい身体を作っているのと同じです。ちなみに、ダイエット当初に体重が減ったのは筋肉が分解された(筋肉は脂肪より分解されやすい)ためです。脂肪が減らない=体が引き締まらないので、見た目にはそれほど痩せたように感じられないというデメリットもあります。


ダイエットを目的に食事を制限すると、必要な栄養素まで不足してしまいがちです。特に豚肉や魚類、乳製品に多いビタミンB群は、糖質や脂質、タンパク質の代謝に深く関わっています。ここでの代謝とは、糖質などの物質を分解して体の各所で使える状態にすることです。糖質なら分解されて体中のエネルギー源に、タンパク質ならアミノ酸になって筋肉や骨になります。一方ここで分解されなかった分は、脂肪として皮膚の下や内臓などに蓄えられてしまいます。よって、ダイエットをするなら「いかにビタミンBを摂取するか」が大きなカギ。それにも関わらず、多くの人はカロリーの摂取を避けたいがために、ビタミンBを摂取する機会まで失っているのです。


もちろん必要であれば食事の量を減らすこともダイエットに必要です。しかし食事を見直してダイエットをするなら、必要な栄養素を確保しつつ食事量をコントロールすることが重要。ただし量をコントロールすると言っても、食事を抜くのは間違いです。3食のうち1食でも抜けば、カロリーの不足を感じた体は生命維持のため代謝を抑えようとします。そのため、次の食事で摂取するカロリーは余計体に残るので逆効果です。効果があると言われているのは、1日の食事を5~6回に分けて摂る方法です。こまめに食事を摂ることで代謝を維持できて、また空腹に耐える必要も無いので続けやすいというメリットがあります。


ダイエット中食事は、低カロリーかつビタミン類が豊富で、しかも高タンパクなメニューを目指しましょう。筋肉が多いほど消費するエネルギーも増えるので、タンパク質を摂って筋肉を作ることは基礎代謝の上昇に繋がります。主食は白米より玄米・雑穀、鶏肉はモモよりムネ・ササミがダイエット向きです。また食物繊維が多く低カロリーのきのこ類もぜひ、ダイエット中の食事に取り入れてください。そして間食に当たる時間の食事であれば、ナッツ類やヨーグルトがおすすめです。ビタミンB1とB2が豊富なので、前後の食事で摂った糖質や脂質を分解してくれます。


▲TOP